2016年4月30日土曜日

TouchMIDI:静電タッチセンサについて

TouchMIDIでは、Cypress社のCY8CMBR3110という静電タッチセンサを使用しています。
マニュアルは以下のページにあります。

Cypress CY8CMBRの静電タッチセンサマニュアルページ
Cypress CapSense機能の説明ページ

静電タッチセンサはUIをシンプルに見せられる反面、調整が難しい一面もあります。
特にタッチセンサ用の配線やパッドが長く大きいほど回路上の静電容量が増えてしまい、タッチの判断が難しくなるようですので、上記マニュアルを参考にしながら、タッチセンサのデザインを検討してみてください。

2016年4月26日火曜日

TouchMIDIファームウェア

TouchMIDIはCPUにPIC18F14K50を使用しています。
PIC上で動作しているファームウェアを以下に公開しています。

https://github.com/hasebems/TouchMIDI_Firmware

上記ファームウェアをベースにオリジナルのプログラムを作るのは大歓迎です。
既存ソースに手を入れたいケースごとに、簡単にソースの場所を紹介します。

▶︎静電タッチのパラメータ値の調整
touchmidi.c : tCY8CMBR3110_ConfigData[] のテーブルにCapSenseのコンフィグデータが記載されています。EZ-Clickを利用してこのテーブルを生成出来ます。

▶︎MIDI出力値の変更
touchmidi.c : checkTouch() この関数内でタッチを検出して、MIDIのNoteOn, NoteOffを出力しています。

▶︎I2Cにさらにデバイスを追加したい
i2cdevice.c のファイル内のソースを参考にして、新しいデバイスのI2C用ソースコードを作成してみてください。

▶︎USB MIDIでなく、HIDクラスのデバイスを作りたい
usb_device.c このファイルはmicrochip社提供のUSB MIDIソースを利用しています。ここを差し替えればUSB HIDクラスのデバイスも作れるはずです。

▶︎PIC18F14K50のマイコンボードとして色々作りたい
main.c に起動や割り込みなどの足回りの処理が入っています。必要に応じてご自由に書き換えてみてください。

またファームウェアの不具合を発見しましたら、遠慮なくお知らせ頂きますよう宜しくお願いします。

TouchMIDI回路図

TouchMIDIの回路図を公開します。

また各端子の説明書を以下に掲載します。

2016年4月19日火曜日

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音楽と楽器をこよなく愛するエンジニア、あるいはテクノロジーとアートが織り成す未来を夢見る音楽家。しかしその実態は、夜な夜なハンダとROM書き込みに格闘するしがないサラリーマン。